世界の中心には犬がいる

この前の土曜日の夜に、
浜北にある、北炎窯に
見学に行って来ました。

大きな陶芸用の窯は、
年に２回、火入れをするそうで、

今回は今年最後の火入れの時に見学させてもらいました。



窯に火を入れて、三日間、火の管理が必要らしく、
１２時間交代で寝ずに窯の温度を上げ続けます。
３人から４人ずつ交代で、徹夜で窯を守るのは、
とても大変な作業です。



僕が窯を見学させて頂いた時点で、
窯の温度は１２００度以上。
約１３００度くらいまで上げるそうです。

１０００度を越えると、温度を上げるのが大変で、
１０度あげるのに、すごく苦労するそうです。



窯の中には約２００〜３００の作品が、
並べられているそうで、
これらの作品は、
クリエート浜松で、
１０月の２４〜２６日まで、
展覧会が開かれるようです。



正面の扉から定期的に、
薪を入れて、温度を管理していました。
温度が下がらないように、
薪を入れるタイミングは経験を積まないと難しいらしく、
皆さん、絶妙なタイミングで薪を入れていました。

この薪の灰が陶器に掛かり、
掛かった灰が高温の炎で溶けて、
陶器にガラスのような模様が付くようで、
出来上がりまで、どんな作品になるか
分からないのが、ワクワクさせるようです。


扉の前は、すごい熱です。
扉を開けると、１分見ているのがやっとです。



なかで焼かれる陶器を見せてもらいました。

肉眼では炎が白く光って、
なかの陶器が確認出来ませんが、
サングラスをかけて見ると、窯の中では、
更に白く輝く陶器達が、綺麗に並べられていました。

初めての経験で、感動しました。

来年もチャンスを見計らって見学出来たらいいな♪